日常って?
『神去なあなあ日常』 三浦しをん 著
少し前に読んだ本です
高校を卒業してもフリーターで適当に…と思っていた平野勇気。
ところが、母と担任の陰謀(?)によって横浜から
神去村という田舎に修行いや研修に出される
そこは山奥で…「林業」をすることに…
居候先のヨキの家、繁ばあ、犬のノコ
親方の清一さんに息子の山太
そしてなんでも「なあなあ」でやり過ごす村人
すぐに逃げ出そうと思っていた勇気だが、しだいに
1日たりともこの村から離れるのがおしい気がしてくる…
そんな修行(?)の1年間のお話です

↑ 本の挿絵です
なんか この絵がかわいくて
だって、この人想像しちゃうから
山仕事も楽しくなり田舎暮らしにも慣れてきて
小さい子供の面倒をみたり、犬を命がけで救ったり
年寄りの言うことに耳をかたむけたり
横浜に居たら絶対に出来ない経験をし
村に若い女の子が居ないから?
気の強い年上の女を好きになったり……。
私自身がこの本読んで
思い出したのは
自分の大学卒業後の1年間でした
私もこの1年間、テレビも見なかったし
ラジオも雑誌も縁なしで
1年後に横浜に戻ったら
浦島太郎になっていました
まあ、私は、同級生皆が会社に就職する中
山里のペンションに居候と自ら進んで行ったのだけどね
ペンション話は以前にも書いたことがあったので
重複してるかもだけど…![]()
開業して、ちょうど1周年のペンションで
どうにか1年過ぎたけど、これからいろいろ改善して行こう
って感じの時で
オーナーとママさんと保育園児のゆうくんと
居候のわい。
もちろん忙しい時期になると
アルバイトの子とか助っ人とかがやって来て
ドタバタ掃除や料理をするんだけど
みんな個性的でさぁ
出入りする業者の人(スーパー、魚屋、酒屋など)も
個性的で
40日近く満室が続く夏場は
さらに、お客様も個性的でさぁ
40歳のオーナーと30歳のママさん
3歳のゆうくん、そしてお隣におじいちゃん&おばあちゃん
オーナーは、公務員を辞めてペンションを初め
山好きでスキー、ギター、写真は、プロ級で
ママさんは、ちっちゃくて可愛くてお料理上手
ペンションのご飯で、冷凍やレトルト物を使うことは
なかったなぁ~。
ゆうくんは、いつもお客さん達と夜更かししてしまい
朝、保育園へ行くのが大変で
厨房前の廊下で「ねむ~い」とダダこねていたけれど
夜は大人顔負けの発言が多く
お客さまに
「ねえねえ、それで離婚するのぉ?」とか
「あの人、胸おおきいね!」とか
びっくり発言連発のおこちゃまでした
毎日ペンションに来る業者の方は
ちょっと大きな街のスーパーから
ファ○リコさん(スーパー名)という人がやって来て
↑ くまのプーさんみたいな人だった
お魚屋さんは、夏場、高校生くらいの男の子がバイトで
ニジマスを届けてくれて、
それがいっつも「ファンキーモンキーベイビー」を
爆音でかけてバイクでやって来て
でも田舎の高校生、頭は坊主なの( ´艸`)プププ
ファ○リコさんと魚屋さんは毎日やって来る…でも
一番イケメンの酒屋さんは…月に2回くらいしか来ないの
バイトのヨーコちゃんは、魚屋さんがお気に入りで
客室掃除していても、遠くから「きみはファンキーモンキー~
」と
聞こえると「ダッシュ」で厨房にある裏口へ![]()
![]()
その間、廊下を曲がりそこねたり、階段踏み外したり![]()
イケメン酒屋さんが来ると、ちょっとでも引きとめようと
ママさんが「暑いわねぇ、アイスコーヒー飲んで行って」とか
言いながら、彼女が居ないか探りを入れる( ´艸`)プププ
ペンションって、女のお客さまが圧倒的に多いのよ
男性客って、カップルで来ている人でしたね
ある日、お客さまで、見た感じが
男なのか?女なのか?わからない方がいらして![]()
厨房の中で「どっち?どっち?」って言ってたら
その方が持って来てくれたお土産が
カマボコで箱に『お蒲鉾』って大きく書かれていて
「ちょーーっと オカマボコ~~!」と大爆笑![]()
答えは…女性でした
若い女性のお客様は、だいたい電車で東京方面から
やって来て、そういう人達は、オーナーが
朝、駅に行く人、遊びに出かける人でそれぞれ
送って行きます。
どこか観光場所に連れて行く時、近くのオススメ場所などを
経由して連れて行きます
毎朝、お京たちが朝食の片付けをしていると
「○○、行くぞー」と厨房の外から声がかかかります。
これは、オーナーの「絶対権限?」で
名前を呼ばれた者は、何をやっていても
お客さんとオーナーの車に乗って観光に出かけます。
オーナーは、ちゃんと計算していて
バイトの子とか居候の子とか
うまく連れ出して気分転換させ
ペンションから家に戻るまでにちゃんと
観光地や有名な喫茶店などを回れるようにしてくれます
お京は、山が綺麗に見える場所があって
そこが大好きだったし
昔、テレビドラマになったホテルへ行ったり
おいしいケーキ食べたり
アイスクリーム食べたり
信玄餅食べたり(・∀・)ニヤニヤ
したなぁ~~。
そんな、思い出深いペンションが今年
閉館になりましたぁ。寂しいなぁ。
ペンション話なら、しをん氏に負けないくらい
本が書けそうな気がしていたけど
もう27年も前のことで
ほとんど記憶が…ナクシタ。。。
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