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2015年1月10日 (土)

「恋歌」

スマスマ新春SPで 杏ちゃんが紹介していた
3冊のうちの1冊

「恋歌」 朝井まかて著 を読みました

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朝井まかてさんの本は「ぬけまいる」しか読んだことがなかった
ので、時代物でもちょっと可愛くて笑っちゃうようなお話を書く方
なのかと思っていたら全く違いました

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明治の頃、歌塾「萩の舎」を主催していた中野歌子のお話なの
ですが
江戸の池田屋という宿の嬢様が水戸藩の武士と恋に落ち
水戸に嫁いでからの水戸天狗党と諸生党との藩内の争いが
話の中心です

水戸天狗党というと、お京にとっては芹沢鴨なのですが
水戸藩が幕末にこのように辛い状態だったことを初めて知り
ました。
会津の悲惨さとはまた違って、なぜ日本が変わろうとするこの
大事な時期に、同じ藩内で…という無念が湧いてきます



嬢様「登世」(後の歌子)と水戸藩士・林以徳の恋には

瀬をはやみ岩にせかるる滝川の
      われてぞ末に逢わむとぞ思ふ


という、崇徳院の歌がかかわっています
ここで崇徳院が出てくるとは!

お京は、百人一首とか歌の事まったくわからないのですが
さすがに、この歌は知っていました

「平清盛」での、新さんの崇徳院が印象的で、魂が乗り移った
ような流されてからの生活が目に浮かびます

Photo

ここで、久しぶりに「崇徳院」を検索してみたら
「崇徳院」(落語)というのがあって
え!落語??  こちら

調べてみると古典落語に「崇徳院」というのがあるのですね
やはり、「瀬をはやみ…」の歌がお話の中心となりますが
落語なので、ちょっとフフッと笑ってしまう落ちに
「恋歌」の悲しみから解放させてもらいました


歌子が最後に詠んだ歌が
いつまでも林殿を思う歌で心に残りました

読み終わって最初に出た言葉が「うまいなぁ」でした

年の初めから いい本を手に取らせてもらいました


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆



全く上記と関係ないけれど

今、オリオン座の隣、おうし座の足元に
「ラヴジョイ彗星」が見えます

1月7日に最大だったのですが
まだまだ見えると思うので、外に出たら見上げてみてね

お京宅は、ここの所、雪か曇りで
見れてません

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