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2013年9月 1日 (日)

イーハトーブ賢治フェスティバルⅡ

もう、賢治フェスから1週間が過ぎてしまった
あやしい記憶がますますあやしくなる…sweat01

「Ⅰ」の続きです

風のステージ終了後
お仕事の都合で遅れて来ると言っていた松友Nさんが
到着され
「お久しぶり~」「間に合って良かったねぇ」と再会を喜び

いよいよ午後5時30分より
イーハトーブ賢治フェス 第一部が始まりました

まず最初は「春日流鹿踊」(花巻市)
舞台には誰も居ない状態でナレーションが流れて来ました

宮沢賢治 童話集 「注文の多い料理店」 に収録されている
「鹿踊りのはじまり」です

声を聴いて「あれ?ケンちゃん!」と思い
並んで座っていた松友さんたちの方を見ると
Arさんと目が合い アイコンタクト「eye good
「やっぱり ケンちゃんだ!」とナレーションに集中ear

お話の中で鹿の会話があるのですが
訛り具合が最高でした!

後から地元の人に聞いたら
「花巻出身の人が読んでいる」と思ったそうですよscissors

私が気になったのは、この中で何回か登場する
「手ぬぐい」のイントネーション

『四本の脚を引きしめ引きしめそろりそろりと手ぬぐいに
近づいて行きましたが…』

「手ぬぐい」の「ぬ」の音が↑ってて
普段から青森ではこういう発音なのかなぁ?と思いながら
聞いていました

ケンちゃんの登場は第2部からと思っていたので
とても嬉しかったですnote

そうそう、1部の演技終了後に宮沢賢治記念館副館長が
「鹿」を「しし」と言うのですが山の獣のことを言っていて
「あのしし」「いのしし」「うのしし」と言うのですよとおっしゃって
居たのが印象に残りました


2番目に登場の「岩崎鬼剣舞」(北上市)
「春と修羅」の中から「原体剣舞連」の朗読がありました
後からわかったのですが
この朗読は、坂本真綾さんでした

3番目が「大槌虎舞」(大槌町)

大槌虎舞、近くで見たのは初めてでした
二人で一匹の虎に扮しているのですが

特にステージ前方に置いてあった笹の所に降りて来ると
目の前に「虎!」で迫力満点でした
「大槌ということは沿岸から来てくださったのだなぁ…」と
思って見ていましたが
司会の方のお話では、この虎舞の衣装も津波で流されたとか
TVを見ていたら、次の日も「大槌虎舞」の方たちが違う場所で
舞を力強く披露していて、
明日への力を届けてもらえるなぁと思いました



童話村 野外ステージも薄暗くなってきて
第二部のセッティングが舞台上で行われ

中央にテーブルと本を置く台とイスが1つ
「え?イス1つなんだねぇ」と松友さんと会話
『朗読劇』というから 松山くん&坂本さんで
掛け合いのように読まれるのかなぁ~と想像していたので


最初は 坂本真綾さんで「双子の星」の朗読でした
白いワンピースでとてもお綺麗な方でした
(私はゲームとか全くやらないので坂本さんの事を知らず
子供たちに「有名な人だよ」と教えてもらいましたsweat01

坂本さんは、ほとんど身振りを付けづに本に目を落とし
坦々と読まれていましたが、声が通ってさすが声優さん
という感じでした
ただ、ライトが上の方からだけ照らされていたので
顔が影になりフットライトもあったら良かったのにと
思いましたが、野外ステージなのであまりライトを点けると
虫が寄って来て大変なのかも…ね
(ケンちゃんの顔がハッキリ見えるかを心配していますhappy02



さあ、ケンちゃんの登場 shineflairshine
帽子かぶってるdown
(帽子無い方が顔がよく見えるのに…)
(さっき見た帽子なしの髪型かっこ良かったのに…)
(どうせかぶるなら、賢治と同じ帽子かぶれば良かったのに…)
…お京の心のつぶやきです

ケンちゃんの朗読は
「猫の事務所」でした
登壇し中央でしっかりと一礼
わぁ~~ケンちゃんだぁ~

~キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!

ケンちゃんの朗読はお話に出て来る
黒猫、白猫、虎猫、三毛猫、竈猫(かま猫)、ぜいたく猫
獅子を演じ分け
とても素晴らしかったです


猫の事務所―ある小さな官衙に関する幻想

 
「猫の事務所」 宮沢賢治

中の挿絵版画が可愛かったので紹介

4が、かま猫さんだそうですよ

Img_4103

始まる前は、またケンちゃんばかりを見つめて、話は飛んで
しまうのだろうなぁ…と思っていたのですが

すぅ~とお話の世界に入り込めました
(もちろん、腿のあたりに置かれた美しい手には注目していま
したがwink

このお話、7~8年前に小学生に16ミリで写して見せた
ことを思い出しました

ケンちゃんが朗読している頃には、もう真っ暗で
何かメモをとろうと思っても自分の手元も見えませんでしたよ
野外ステージは、テントのような屋根がかかっているだけな
のでバックは自然の樹木で、それがライトアップされ
夜空には夏の星々が輝き 幻想的な感じでした night
賢治の世界にぴったりの雰囲気でした

そうそう、まだ薄明るい頃には、花巻空港に向かう飛行機が
低空飛行で通過して行きました airplane


朗読劇の後は、思いがけず
「トークショー」がありました ψ(`∇´)ψ

ステージ上には 椅子が3脚
中央にケンちゃん、左側に坂本さん、右側に司会の石井さん
という並びでした

ここからの内容は、一緒に行かれた松友Aさん、Mさんが
詳しく書かれているので
私は、印象に残った部分だけ書かせてもらいますsweat01 


・朗読した作品はそれぞれが自分で選んだそうです

坂本さんは、8歳の時の初めてのお仕事が「双子の星」の
チュンセ童子だったそうです
(坂本さんが話している最中、ケンちゃんは、会場中を見回して
いましたねぇ)
ケンちゃんは、坂本さんの朗読を聞いて
大好きなゲームやアニメの声を坂本さんがやられているので
「僕が一番楽しんだ」
「目の前で読んでいただいて鳥肌が立ちましたぁ」と
とても喜んでいました
また、坂本さんが「原体剣舞連」を読んでいる時も、その後ろ
にぴったりと付いていたそうです ( ´艸`)プププ


ケンちゃんは、「猫の事務所」に決めるにあたって
賢治の本を全部ではないが読み返してみたそうです
いろいろ読んだ中でこれはピンときたそうです

「僕は、かま猫に同情します」とか
「僕は、半分獅子に同感です」とか、本人の言葉が出て来る
所がすごく面白いなと思いましたと言っていました
 
↑ この部分、すごく印象に残っています

また、最後の獅子のセリフ
「やめていまへ。 えい。解散を命ずる」が強烈で
会場中に響き渡りました

(猫、好きだけど、猫アレルギーで、馬もダメという話があったな
好きなものほどアレルギーが出るそうです・笑)


・朗読はどうでしたか?

坂本さん:「どこまでキャラになるのか、なりきり過ぎず、でも
心を入れて朗読するのですが…」
「松山さんがお客さんに語り掛けるように読まれていたのが
ステキでした」

今、読み聞かせでもブックトークでも、昔のように声色を使っ
て劇の様にするのはあまり良くないと言われていて
聞く人本人の想像力を膨らませるように読むよう指導されま

ですから、坂本さんの読み方は「読み聞かせ」の本道だと
思います
そして、今回は「朗読劇」だったので、ケンちゃんの感情が
こもった読み方は会場にいらした方々を引き込む魅力が
あったと思いますよ


・地元の言葉を大事にしていますよね?

「大事にしています」

「東京では、共通語をしゃべっていますけど、あっ、しゃべって
いるつもりなんですけど」 ( ´艸`)プププ
「地元ではこっちの言葉でしゃべれて楽ちんだなぁと思う」
「このまま東京でしゃべってもいいんじゃないかと思って
やってみるんですけど、怒られちゃいますね」(笑)


・今後のお仕事を教えてください

松山:「いま、撮影しているんですけど、それは言う必要ないと
思います」←えぇ??公開がまだ先だから?
「11月9日に『清須会議』というのが公開されます」
織田信長が死んだ後のお家騒動…とかちゃんと説明していて
ホッとしました happy02
「三谷監督らしく、笑いもあるんですけど、本物の黒沢映画の
ようだった」と言っていて、ますます期待が高まりましたnotes

この後、坂本さんが次回のお仕事について話したのですが
坂本さん本人よりもケンちゃんの方が詳しいんじゃないsign02
と、思うほどケンちゃんがいろいろと発言してきて(笑)

どんだけ「ファイナルファンタジー」が好きなんだ!
というケンちゃんのゲームオタぶりがわかるインタビュー
でした (ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ

今回、私は、松友さんのお蔭もありかなりいい場所に座ること
が出来ましたが、
『「大槌虎舞」の虎に負けないくらい近くに来て欲しかったぁ』
などど欲張りな事を言ってました(笑)



トークショーは、19時40分に終了
え??20時までだったんじゃないの?
こういうイベントにしては珍しく20分も早く終わるという…
坂本さんかケンちゃんのこの後の予定のためだったので
しょうかね?

★「賢治フェス」の様子を詳しく知りたい方は
ぜひ AKIさんのブログ へどうぞ

そうそう、今回こんな物↓を作って行きましたが
全く使う所がありませんでした coldsweats01

Img_4057

終了後、松友さん6名でしばらく会場に居ましたが
私とAさんは北上へ
他の松友さん4名は花巻の宿だということで
ここでお別れしました


私たちは、タクシーを8時20分に頼んでいたので
しばらく童話村のゲートの所に居ました
駐車場の車も少なくなり、送迎シャトルバスも何往復か
して静かになったころ
駐車場の警備員の無線が大音量で
「そちらに追っかけみたいな人は居ませんか?」だって
ということは、まだ帰ってなかったってことね
(どちらか1人は早く帰ったということかな)

その後、すぐにタクシーが来たし
最終新幹線でどうしても北上に行かねばならない
ミッションがあったので童話村から離れました

北上のミッションについては 次回…。


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コメント

あの鹿の訛りは、ほんとうに、何を言ってるのか??状態でしたけれど、地元の方には、「地元の人だ!」と思われたのですね!素晴らしい!!「手ぬぐい」のアクセントは私も気になりました!

あと、副館長さんの、「あのしし」「いのしし」「うのしし」発言は、冗談のように思うのですが、冗談としては不発ですよね。私もあの一瞬は、「え?そうなんだぁ」と納得しそうになってました(笑)
でも、やっぱり印象に残ってます。

お京さんがおっしゃる通り、朗読にあまりに演技をつけると、ダメって指導されることが多い昨今ですが、子どもたちに読んであげる場合、声色や演技をつけてあげると、めちゃめちゃ喜びますから、勿体ないなって個人的には思っているんです。今回は、正統派の「朗読」と、「朗読劇」をどちらも堪能できました。

北上編、楽しみにしています♪

投稿: まろうさぎ | 2013年9月 1日 (日) 16時41分

「鹿踊りのはじまり」の時、お京さんはArさんとアイコンタクトされていたんですね
全然気づきませんでした
AKIもキョロキョロすれば良かった~sad
脳内でグルグルと考えていただけでした

載せていただいた本、いいですね
猫たち、可愛い~
顔がわかると、より場景が浮かびます
ネットから話をいただいたんだけど、この本欲しくなりました

お京さんやMさんが書かれていたように、真綾さんの方が正しい朗読なのかもしれませんが、たくさんの猫たちが登場するアノ物語では話口調を変えるケンちゃんのやり方は年齢を問わずわかりやすく、楽しめたんじゃないかと思います

投稿: AKI | 2013年9月 1日 (日) 21時45分

まろうさぎさん、こんばんはhappy01

ケンちゃんも言うように岩手の訛りと青森の訛りは本当に似ているようですね
ネイティブな訛りということでしょうか?
私などこちらに嫁に来て数十年とたつのにうまく訛れませんsweat01
ヒヤリングはだいぶ出来るようになりましたが(笑)

そうそう、副館長さんの話、私、まじめに聞いちゃいましたょ~coldsweats01
「あのしし」は何?「うのしし」は牛?なんてね(笑)

>今回は、正統派の「朗読」と、「朗読劇」をどちらも堪能できました。

夏の夜の贅沢な時間でしたねぇshine

投稿: お京 | 2013年9月 2日 (月) 00時16分

AKIさん、沢山コメントありがとう!

>AKIもキョロキョロすれば良かった~
脳内でグルグルと考えていただけでした

AKIさんはケンちゃんの声に集中して耳を澄ませているんだろうなぁ~と思ってましたよ

>載せていただいた本、いいですね

この本、絵本のような薄さで小ぶりに出来ているので手に取りやすい大きさです
そう!この版画の猫たちが可愛いですcat
中もオシャレな感じの印刷でお気に入りですbook

>たくさんの猫たちが登場するアノ物語では話口調を変えるケンちゃんのやり方は年齢を問わずわかりやすく、楽しめたんじゃないかと思います

ほんと、さすが役者さんだなぁ~という表現力で次々登場する猫たちを上手く演じ分けていましたね
難しいと思われがちな賢治作品もこんな風に読んでもらえたら抵抗無く入って来そうでいいですよねhappy01

投稿: お京 | 2013年9月 2日 (月) 11時15分

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