『敗者』
松山くん著の『敗者』
「敗者」 ←詳しくはコチラ
「遠い夏のゴッホ」の後は、コレだ!! と
amazonに予約して 楽しみに待って…
届いたその日に読了しそうだったのですが
もったいないので次の日へ持ち越し、午前中に読み終わり
かなり日がたってしまった…
(他にも読みたい本が沢山あって、余韻にひたる暇なく)
少ない記憶を引っ張り出して、書いてみます
松山くんの日常…
以前は、彼のする事、話す内容、何もかもが「ツボ」で
何でもかんでも「知りた~い!」って思ってた
でも今は、ちょっといいかなぁ…と、
いい仕事している姿を見せてくれれば、それでいいと
思う部分があった
それに、ケンちゃんの難解な文章が
お京の老朽化した脳みそでわかるか
という心配も…( ´艸`)プププ
「…とてつもない強さを誇るプライドでも、通用しないものがある
いくら戦っても勝てず避けようとしても食らいつかれ、真正面で
いつまでも対峙している愛情と言う存在」
↑ 意味わからん
でも、「心配御無用」でした
だって、「敗者」は、「大河本」でしたね
毎回、撮影時にこんな日記をパソコンに向かって書いて
いたのですね
(あの自前ゆかたや、清盛扮装でパソコンに向かう殿って)
とにかく、読んでいると「平清盛」のシーンが浮かび
もう一度大河ドラマを見たくなる
でも本を読んでいるときはDVDを見るわけにもいかないので
↑ コレを見ながら 読んでいました
大河HPの写真集を印刷し ファイルに入れたものです
3月末でHPが終了しちゃうので 作りました
ケンちゃんが撮影中に考えていたことを
こうして読めるというのは、すごく嬉しいし贅沢な気がします
だって、平清盛を見ただけでも充分満足だったのに
(週3回以上繰り返し見てましたからね)
さらに、その裏側、それも主役の思いがわかるとは
そして、その大河話の間に、いい具合に今までの出演作品や
仕事の話が出て来て興味深い
本当に初期の「BOON」の撮影やカムイの時のケガして家に
居た悶々とした感じとか←どうしているか心配していたんだよ
マカオのバンジージャンプの件も真相がわかって笑っちゃった
止めるに止めれなくなっちゃったのね
大河の撮影では
・やっぱしコーンスターチは嫌だったんだな~とか(笑)
・大河のために馬や弓、殺陣や所作を勉強したのは知って
いたけれど、書もテキスト買って学んでいたとは!!
今度、是非披露していただきたい ←サイン綺麗になったのか?
・高平太の格好で出ていたのってすっごく短いのに驚いた
えさし藤原の郷から見ていたからかも知れないけれど
3回の途中までなんですね!
・私が大好きだった12回の御簾にもたれてコケるシーン
あれは、チャップリンの真似だったのね (*^-^)
スタッフに本気で心配されたって ( ´艸`)プププ
赤ちゃんの頼盛を抱くシーン、義朝と馬を走らせるシーン
重盛の結婚、そして、基盛や明子を亡くしてしまうシーン
もう一度、見返したくなる
そして、叔父を斬るシーン
腕の鳥肌は見れたけど、やはり、ケンちゃんがあそこまで
考え抜いて演じた姿をどうにか見れないものでしょうかねぇ?
「セットはエネルギーの循環がない、エネルギーを出さなければ
新しいエネルギーが体内に入ってこない」
代々木公園での
「空から見れば清盛もわいもただの人である。楽になった。」
こういう部分を読むと やっぱりケンちゃんには自然が似合う
と思ってしまう
もう少しロケシーンがあってもよかったなぁ
この本全体を通して「笑う」「ほほえむ」ということについて
書かれているけれど
ほほえむ事が無かったって…
ほほえむには、信頼関係が必要…確かにそうだね
撮影などで「笑ってください」と言われて
ほほえむのって、難しいかも、特にケンちゃんには
蜷ミカさんとの最初の撮影の時、1ミリくらいずつしか動かなか
ったっていうのを思いだすよ (´,_ゝ`)プッ
「笑う」「ほほえむ」ことに迷い悩んでいたケンちゃんから
私は、いくつもの「ほほえみ」や爆笑に近い「笑い」を
この7年間頂いて来たのにね
そして、ものすごく可愛いかったのが
「感謝の気持ちを込めて、信玄餅買ってあげようっと」
↑ これ読んだ時「キャッ!」ってなった
毎日対峙いている方がこれを本気で「ありがと!」と
思ってくれる人であることを願います
読み終わった時にまず「正直な人だなぁ」と思った
一般人でもなかなか口に出来ないような事を
サラッ~と書いててさ、芸能人として自分を飾らないんだよね
そのまま~って感じ
あと、1つ
家で対峙ばかりしていないで、「ホッ」と出来ているのかなぁ?
と、ちと心配になりました←よけいなお世話
| 固定リンク
コメント
>届いたその日に読了しそうだったのですが
もったいないので次の日へ持ち越し、午前中に読み終わり
AKIもそんな勢いでした
>ケンちゃんが撮影中に考えていたことをこうして読めるというのは、すごく嬉しいし贅沢な気がします
さらに、その裏側、それも主役の思いがわかるとは
>その大河話の間に、いい具合に今までの出演作品や
仕事の話が出て来て興味深い
んだ、んだ
本を読んでいるとDVDでもう一度確認したくなります
大河の話の間に”松山研一としての顔”や”過去の思い出”なんかが織り込まれていたのも「ケンちゃん、うまいな…」ってちょっと感心してしまいました
大河のワンシーンワンシーンに清盛の感情や周りの状況にこんなにも向き合っていたことにただただ感動…
)
(役者としては当たり前なのかな?母目線?)
”今回の脚本は意識的にいろんな解釈ができるように作られている中で明確な意味を探ってしまうと解釈を狭くする”という記述がありましたが、本にしてもドラマにしても余白が多いほうがAKIは好きです
みんなが同じ解釈できるものは薄っぺらな感じがするし、違った解釈をぶつけ合えるのも楽しい
今更ながら学生時代の国語のテストにあった”作者はどんな気持ちでしょう”の問いに違和感を覚えました
kikuの学校の先生などは”おまえ夏目漱石に直接聞いたのかよ!!”って思っているそうです( ´艸`)プププ
そういうことも踏まえた演技に1年間魅了され続けてました(話それちゃってすみません
投稿: AKI | 2013年3月15日 (金) 09時02分
AKIさん、こちらにもコメントありがとうございます!
>大河のワンシーンワンシーンに清盛の感情や周りの状況にこんなにも向き合っていたことにただただ感動…
どんな役を演じる時もケンちゃんは、いつも真摯に役に向かい合っていると思いますが、清盛は1年以上の長い間、身を削って向き合っていましたものね
それに演技以外にもストレスやプレッシャーなど、多くのものと戦って来たのでしょう
「偉い、偉い、良くやった」と褒めてあげたい
私もついつい母目線になってますね~
>みんなが同じ解釈できるものは薄っぺらな感じがするし、違った解釈をぶつけ合えるのも楽しい
今更ながら学生時代の国語のテストにあった”作者はどんな気持ちでしょう”の問いに違和感を覚えました
国語がニガテで、「作者は、どんな気持ちでしょう…」の質問が大嫌いでした、どうして1つの答えを求めるのでしょうね?
違う意見を聞いて「そういう考え方もあったのか!」と思えることから新たな発見や広がりが得られると思うのに…。
kikuちゃんの先生、いいですね
こういう先生のもとで学べると国語も好きになるでしょうね。
投稿: お京 | 2013年3月16日 (土) 21時38分