第44回「そこからの眺め」
今回、ついに重盛が…と思っていたら
重盛よりも先に盛子が亡くなってしまうのですね
基実に嫁いで若くして夫を亡くし
平家の財に支えられていたとは言っても
はかない人生…だったのでしょうね
盛子を演じた女優さんが綺麗な方だったので
よけいに悲しさが増したような気がします
盛子亡き後、法皇様により莫大な所領は召し上げとなってしまった
法皇様、ついに動き出しましたね
法皇様の「一手」はどう出るのか と思ったら
「重盛に 基盛それに清三郎~」のあの歌が出てくるとは
(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャ
そして、病に伏す 重盛の所に法皇様登場
手を握り、清盛が自分の事を攻めようとした時に重盛が命がけで
止めたことに対して礼を言う
「今のうちに言っておきたいことがあれば聞くよ~」と
なんて優しいんだ!と思わせておいて
奈落の底へ突き落とす 法皇様のヤリ方
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
重盛が息もたえだえに法皇様に「平家の安泰と清盛の
国づくりを見守って欲しい」という願いを伝えると
「相わかった 約束しようぞ、ただし…これに勝ったらの」
双六の板にしがみ付くように賽を振る重盛
(もう、そんなに頑張らなくていいよ~やめて~
)と思い
ながら見ていました
「ほれ、早う良い目を出さなんと負けてしまうぞ」と
さらに迫る法皇様
そこに「何をしておる!」と清盛登場
あ~この時、清盛が救世主に見えたね
重盛を抱きかかえ
「おたわむれが すぎましょう」
清盛、父の顔になってましたね
ここで 40年前の重盛を賭けた双六シーンが!!
「そちの身を守るのは、そち自身しかない」
「そちは、生まれた時から一人で生き、一人で死んで行くのじゃ」
この法皇の言葉、冷たく重盛に投げかけられていたけれど
重盛には、抱きしめてくれている父清盛が居て
この言葉は、結局、法皇様自身に反って来ていて
法皇の孤独がひしひしと感じられました
(滋子が生きていたなら、違っていたでしょうね)
重盛も父の腕に抱かれ きっと棟梁でもなくただの子として
「早う死にとうござります」と言えたのでは…
親子の愛を感じられたと思います
この法皇様の登場が無かったら
清盛と重盛がこんな本来の親子の姿になることなかったのでは
ないでしょうか
嫌がらせに来たみたいな法皇様でしたが
ここは、(*^ー゚)bグッジョブ!!でしたね
このシーン、清盛と法皇様を見比べたんだけど
清盛入道、すっかり老けたんだけど
法皇様、つるっとゆで卵みたいで老けてないね~どうして?
この2人、5歳差じゃなかったっけ?
42歳の若さで 重盛が亡くなり
基房の子、師家が権中納言となり
法皇は重盛が納めていた越前国も召し上げる
こういう国を誰が治めるかっていう問題
よくわからないのだけど
こんなに簡単にあっちの物、こっちの物と入れ替わっちゃうのね?
「これ、私の!」と言ったもの勝ちかい
ああぁぁ~~~
清盛は、数千の兵を率いて上洛
基房、師家を左遷
宗盛を法皇のもとに行かせ幽閉する
この時の法皇、宗盛の言葉に
「さようかぁ」 すごいあっさり言うこと聞くのね
まあ、武力には勝てないってこと?
知盛の「法皇様、鳥羽離宮に入られましてございます」に
「おめでとうございます」となる
まだ、この↑3人は、お気楽よねぇ~。
念願の「武士の世」となったのに
清たん、ちょっと悲しそうな…とまどった感じ?
ついにここまで来たのか!と喜びかみしめてる風には
見えなくて…
新しい世が見えて来たか?
「治承三年の政変」だって←全く知らんかった
廊下を一人歩く清盛…その先には 乙前が
「ついに登られましたな、この世の頂に、
いかがにござりますか そこからの眺めは」
「何もさえぎる物が無く いたって良い眺めにござりいます」
この乙前は、清盛の幻想ってことよね?
清盛は、東宮・言仁親王を呼び
言仁親王が明り障子に指で穴を開けられると
すっごく嬉しそうなジジ盛
続けて子を亡くした寂しい心を埋めるのは孫だね
言仁が開けた穴を嬉しそうに見つめる清盛
「いかがにございますか そこからの眺めは」
繰り返えされるこの言葉
ここからが、今回、一番怖かったシーンです
幽閉されても笑う 法皇もそうですが
それ以上に 最後の暗転
今まで、何十年って大河見てきたけれど
こんな最後真っ暗って…ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
これからの平家を、暗示しているってことでしょうか
そこから次回予告が…
また、なんとも
楽しそうな 清盛 ( ´艸`)プププ
| 固定リンク
コメント
今回も楽しく読ませていただきました。
>「重盛に 基盛それに清三郎~」のあの歌が出てくるとは
あの歌は印象深かったです。
一瞬( ´艸`)プププなんだけど、清盛の気持ちがストレートに表れてていい歌だと思います。(まぁ、歌なのかどうかは疑問ですが…)
アノ頭の堅い頼長さんがず~と「お題は春ぞ!」と言っていたのも忘れられません(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャ
>清盛と重盛がこんな本来の親子の姿になることなかったのではないでしょうか
嫌がらせに来たみたいな法皇様でしたがここは、(*^ー゚)bグッジョブ!!でしたね
>ここからが、今回、一番怖かったシーンです
幽閉されても笑う 法皇もそうですがそれ以上に 最後の暗転
この2箇所、お京さんは違う捉え方をしてて「ほ~」って感じでした。
最後の暗転、お京さんは怖かったんですね。
AKIは絶句でした(^-^;
今回同じような画像を載せ、同じ箇所で同じように感じているところが多く、勝手に満足しているAKIです(*^ー゚)b
投稿: AKI | 2012年11月15日 (木) 21時46分
AKIさん、こんばんは~。
>アノ頭の堅い頼長さんがず~と「お題は春ぞ!」と言っていたのも忘れられません(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャ
あの歌のシーンは忘れられないですね!

どんな歌かなぁ~と思ったらアレですから
そうそう頼長様ずっと「お題は春ぞ!」って言ってましたね
頼長様が居た頃が懐かしい~。
>この2箇所、お京さんは違う捉え方をしてて「ほ~」って感じでした。
私もAKIさんの記事を読むのがいつも楽しみです
私とは違うポイントに目を付けていたり、感じ方や受け取り方が違ったり…そして、同じ画像を選んでUPしていたり、感心いたり、喜んだりしています
>最後の暗転、お京さんは怖かったんですね。
AKIは絶句でした(^-^;
あの真っ暗さが、今後の平家や清盛の運命を現しているのかと思って…怖くなりました。
しかないのよね
頂点を極めたらあとは
投稿: お京 | 2012年11月16日 (金) 21時35分