第15回「嵐の中の一門」
前回「平清盛」第14回のラストで、落馬した 家盛。。。
屋敷に運ばれ 家盛の死を悲しむ平家一門
清盛が駆けつけ家盛に触れようとすると
「さわるでない!!」と鬼のような宗子さん
忠正叔父には「お前が死ねばよかったのじゃ~!!」とまで言われ
投げ飛ばされる清盛
このおじさん、時子が出産する時、清太に
「誰も好んで血の繋がりのあるなしで争わぬ…」って言っていたのに
やはり、宗子や忠正の心の底には、「清盛は平氏の血にあらず」と
言うヘドロのようなものが溜まっていて
何か事が起こりそこへポ~ンと石礫が投げ入れられると
もわもわもわ~~っと、そのヘドロが湧いて出てくる感じ
清盛も自分の出生についてどうすることも出来ぬのに
その事を言われるのは辛いよね
清盛館に帰り ザーザー雨の中
屋根の上に座っている清盛の所に 頼盛が訪ねて来る
↑ これ見て すでに呆れぎみの弟
「どうも兄上はやる事がいちいち仰々しい」 ( ´艸`)プププ
ちゃんとした 清盛vs頼盛のシーンってこれが初めて??
「私は兄上を あなたが苦手です。騒々しく何かをしでかしては
そうしてくよくよ悩まれる…」
(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ まさにその通り!
冷静弟、よく観察しておるよ
(やはり、ニッシー細すぎで着物姿が…)
「家盛兄の最後の言葉を、最後に伝えたかった方にお伝えするの
は私の務めでしょう」と
家盛が落馬寸前に『兄上…』と言ったことを伝えてくれた
ありがとね~頼盛、苦手な兄上にちゃんと伝えてくれて
この言葉があったから 清盛は家盛と「気持ちは繋がっていた」と
思えたのでしょう この一言で救われたよ
清盛は、鳥羽院に言われて高野山の大塔と金堂の再建を行うこと
となる
その高野山で 西行(佐藤義清)と再会する
陸奥の国まで旅に行っていたという西行
平泉で読んだという歌を披露
とりわきて心も凍みて冴えぞわたる
衣川見に来たる今日しも
(このシーンもロケすれば良かったよにねぇ)
相変わらず お京と同じで歌を理解できず???の清盛
が、その傍らで盛国が理解した風で←
そんな時、村娘たちがこぞって西行に届け物を持ってくる
モテモテ健在ッス
ここでも清たん村娘たちに突き飛ばされとる~
目をパチクリして驚く 盛国が笑える
家盛の一周忌が行われ←早ッ
正倉院に家盛ゆかりの品を納めるという
そこで宗子が鹿角も一緒に納めてほしいという
「この志とやらのために 家盛は死んだのですから」
え~、1年経っても 家盛の死の原因は清盛という事になって
いるのかい
辛いなぁ…
そんな母の姿を見て
↓ この清盛の行動、読めたな
自分はまだ、許されていない、平家の者と認められていないと
感じ、宝塔の再建は出来ぬと 再建の図面を燃やそうとする
そこへ 登場の 西行 持つべきものは「友」
「今、一門はひどい嵐の只中におる、そしてその嵐の元はオレじゃ
オレというよそ者が平氏となった時からこの嵐は巻き起こり始め
たのじゃ」という清盛に
西行は、自分が平泉で寒さの中、目を離す事無く衣川を眺めて
いたのは、その中に美しきものが潜んでいるからだと
「今は嵐の中に身を置き、この勤めを一心に果されれば、さすれば
きっと見つけられましょう、風雪を絶えたものだけが見られる美しき
もの」
『風雪を絶えたものだけが見られる美しさ』の所に
ものすご~く共感出来た お京なのです
「嵐の中の一門のため、よそ者のお手前にしか出来ぬことが
きっと御座います」
流石、女にモテるだけでなく 良い事言いますなぁ
そして、単純清盛くんは、また宝塔再建に意欲を出すのです
高野山では、信西に紹介してもらった絵仏師に
曼荼羅を書かせていて
墨を磨ってお手伝いする清盛くん←かわええぇ
曼荼羅ってかなり 大きいのねぇ~
もの凄い集中力で書くのでしょうね
この仏絵師の方もかっこ良かったぞ
その頃、為義パパと意見が合わず街に出る義朝は
街で貴族ともめている常盤と出会う
近く入内する忠通の幼女の雑仕女として美しい娘を集めている
という
義朝のすすめで 宮中に上がることになる常盤
武井さんの変身ぶりが面白かったですね
あんな真っ白く塗られたら 誰が誰やらわからぬぞと思った
けれど(クラウザーさん思い出した)
美しい人は、汚れててもマッ白くても美しい
あ!松山くんも汚れていても白くても いい男だもんね
忠盛は、美福門院に呼ばれた後、通りかかった頼長に会う
頼長、またまた悪佐府全開で忠盛に向い
「家盛こそが跡取りの器と少しばかりおだててやると何もかも
差し出しおった」
「まこと武士の子、みごとな犬死にじゃ」
よく、忠盛パパ我慢したよね←すごい形相だった
平家一門のことを考えて踏みとどまったか←エライ!
この時は、耕史くん、まだ鉄漿塗っていたね
マウスピースじゃなかったから 最初の方に撮ったのね
仏絵師に進められて
曼荼羅に筆を入れることになる清盛(嬉しそう)
清盛がまさに筆を入れようとした時
「やめよ!今すぐやまよ!」と忠盛が入ってくる
「わしじゃ わしが家盛を殺したのじゃ、わが志をとげるため
鬼にも蛇にもなった……家盛は断じて報われぬ…」
「お話はそれだけに御座りますか ならばお帰りくださいませ」
かっけ~~清盛 迷いがないぜ
投げ飛ばされても←よく、投げ飛ばされる回だなぁ
血を流しながらも 曼荼羅を画こうとする
「私は家盛の兄にございます」と頭からしたたり落ちる血を
筆に取り、大日如来の唇を画く←唇だったのね
そこへ 宗子がやって来て
描かれた曼荼羅を見て微笑む
「家盛が兄上によろしゅうと言うておるな かけがえなきたった
一人の兄上に」と清盛にも笑いかける
なんか、宗子さん笑っているのに怖かった
あんなに頭から血を流している清盛見て 心配しないのか?
清盛も忠盛も、家盛の死の原因は自分にあるのではないかと
悩んだりしているのに
一番の原因だと思う宗子自身が全く気付かない
そして…平家一門の嵐は、一件落着なのか
藤原摂関家のナンダカンダも気になったけれど
ルームシェアしている雅仁親王と崇徳帝の方がインパクト大
2人の怨念が渦巻いていそうな館だけど
信西&雅仁のタックで登場して来るのは いつかな??
来週からは、揺るがない清盛様が見られるのでしょうか?
偉大な忠盛さんが居なくなり ←寂しいな
いよいよ 平家を背負って立つのね
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コメント
最近ドラマでめったに涙しないクールな自分…
15話のラストは、久々にホロっとしましたデス。
(↑ホロっとだけかい?って突っ込まないでくださいませ)
曼荼羅が血で汚れとるけど あとでシミ抜きとか大変だァ!といらぬ心配しながら感動シーンを堪能してました。
大河オタクさんのブログをチラ見してましたら、
15話清盛さまの演技がやっと評価されていて親心的にホッとしたり(^-^ゞ
もう週末→すぐ日曜日=16話も涙しそうかも?
投稿: ノンキ | 2012年4月20日 (金) 11時13分
ノンキさん、こんばんは。
クールなノンキさんも15話のラストで涙でしたか

お京は、最近涙もろくて、大河では、毎回泣かされていますので、15話ラストの清盛&宗子では、もう涙腺崩壊でしたよ
>曼荼羅が血で汚れとるけど あとでシミ抜きとか大変だァ!といらぬ心配しながら感動シーンを堪能してました。
うんうん、お京も「曼荼羅、汚れちゃうじゃん」「これ綺麗にするの大変だぁ」なんて心配しちゃいましたよ
仏絵師さんのことも心配になったけど、清盛の行動を理解してくれたようでホッとしました
>大河オタクさんのブログをチラ見してましたら、
15話清盛さまの演技がやっと評価されていて親心的にホッとしたり(^-^ゞ
嬉しいですねぇ~

「大河は叩かれてなんぼ」と言いますが
この辺でそろそろ、ケンちゃんの本領発揮してほしいものです
投稿: お京 | 2012年4月21日 (土) 20時59分